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イベント 「みんながお互いを大切にし、認め合い、支え合う社会を目指して」(令和6年度研究所公開のご報告)

 11月9日に開催された研究所公開では、私たちインクルセンターも展示コーナーを開設しました。

タイトルは、「みんながお互いを大切にし、認め合い、支え合う社会を目指して」「障害」も「インクルーシブ教育システム」も、

タイトルには入っていません。このタイトルには、教育関係者だけでなく、また大人だけでもなく、もちろん障害のない人たちだけでなく、

社会全体=「みんな」で共生社会(誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合う、多様な人々の在り方を相互認め合える社会)を目指そう、

という私たちのメッセージが込められています。

 共生社会を実現するために、「学校に求められていることは何だろう」「教育はどう変わっていくのだろう」といった正解のない

問いに対して、来場者の皆様と私たちとで、一緒に考え、悩み、想いを共有することをねらいとしていました。

 当日は私たちの予想を上回る方々にご参加いただき、たくさんのアイディアや想いをいただきました(写真)。

また終了後には、運営スタッフから「とても優しい空間だった」という感想がありました。

今回の研究所公開の展示を通して、「子供の小さな声に耳を傾ける」ことの大切さを、私たちインクルセンター職員も改めて感じたところです。

 これからも、共生社会の実現に向け、インクルーシブ教育システムを加速できるよう、情報の発信・普及に取り組んでいきます。