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多様な教育的ニーズのある子供の学びの場の充実に関する研究

重点課題研究

研究紹介

研究代表者
井上 秀和
期間
令和5年度〜令和7年度

研究概要

 インクルーシブ教育システムにおいては、同じ場で共に学ぶことを追求するとともに、個別の教育的ニーズのある幼児児童生徒に対して、自立と社会参加を見据えて、その時点で教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供できる、多様で柔軟な仕組みを全ての学びの場で整備することが重要である。

 本研究では、多様な教育的ニーズのある子供の学びの場の充実のために、今後の国や自治体の施策に資する資料及び学校現場で活用できる資料を提供する。

 具体的には、文部科学省による有識者会議の報告や先行研究、文献等を参考に、「多様な教育的ニーズのある子供の学びの場の充実を図るための観点」を整理・検討する。小学校、中学校において、多様な教育的ニーズのある子供の学びの場の充実を図る実践について、全国の自治体(市町村教育委員会)を対象に調査を実施する。その調査結果から、他の地域の参考となる取組をしている自治体や学校の実践について、地域性や人口規模等を踏まえた体制づくりや学校における指導・支援等に関する事例を抽出し、学校現場で活用できる資料としてまとめる。さらに、研究協議会等での協議を通して、今後の国や自治体の施策に資する資料をまとめる。

研究者紹介

長江 清和
井上 秀和
滑川 典宏
吉川 和幸
佐藤 利正
玉木 宗久
照井 純子
河原 麻子

これまでの研究