外国につながりのある子供の特別支援教育に関する研究
テーマ別研究
研究紹介
公開研究協議会(報告)
本研究所では、「障害のある外国人児童生徒等(外国籍・日本国籍含む)の学びの充実に向けた研究」に、文部科学省をはじめ、関係機関等のご協力を得ながら鋭意取り組んでいるところです。本年度(令和5年度)は、これまでの取組や課題を整理し、今後の研究に繋げていくことを目的に、公開研究協議会を実施しました。
日時
2024年2月2日(金) 13:30~16:00
対象
特別支援教育及び外国につながりのある子供の教育に関わりのある教職員等
開催方法
YouTube liveによるオンライン配信
定員
200名
内容
13:30~ | 開会(挨拶と本会の趣旨) |
13:40~ |
シンポジウム テーマ 障害のある外国人児童生徒等の学びの充実に向けて 研究概要と論点整理 ・全国の就学状況調査から ・神奈川県内市町村体制整備調査から 横浜市の取組 横須賀市の取組 国立障害者リハビリテーションセンターの取組 研究協力者及び研究協力機関との協議(論点に沿って) |
16:00 | 閉会 |
チラシはこちらです。R5_koukaikenkyukyougikai.pdf [430K pdfファイル]
【問合せ先】
国立特別支援教育総合研究所
外国人等班 t-foreigner[@]nise.go.jp *([@]は、[ ]を削除してください。)
研究紹介
近年、我が国に在留する外国人は増加の一途をたどっており、それに伴い、各学校では、外国人児童生徒に加え、両親のいずれかが外国籍であるなどのいわゆる外国につながりのある児童生徒の受入が多くなっている。また、出身国の多様化の中で、効果的な日本語指導等が求められている。さらに、当該児童生徒の中には、障害による困難が疑われる場合もあり、個々の実態を多角的な視点から把握して、適切な指導・支援を講ずることが急務の課題となっている。
そこで、本研究では、障害のある外国人児童生徒等の連続した学びの在り方について考究するため、小・中学校の特別支援学級に在籍している障害のある外国人児童生徒等に焦点を当て、個々の指導・支援の事例研究等を行う。研究結果から現状や課題について整理・分析し、今後の研究に向けた基礎資料を作成する。
研究者紹介
冠 雄祐
澤田 真弓(特任研究員)