令和5年度国立特別支援教育総合研究所セミナーの開催について
特総研では毎年、研究活動等の成果普及、特別支援教育に関する理解啓発及び、教育関係者や関係機関との情報共有を図るために、本セミナーを開催しています。
令和5年度国立特別支援教育総合研究所セミナーは終了しました。
テーマ
共生社会の形成に向けた特別支援教育の展開
日時
令和6年3月3日(日)9:45~15:30(9:00受付開始)
会場
一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター内)
定員
会場450名(先着順)
Youtubeライブ配信(定員なし)
参加費
無料
主な内容
| 9:45~10:00 | 開会式 |
| 10:00~10:30 | 文部科学省行政説明 |
| 10:40~11:40 | 講演 働く幸せ実現のために「社員から教わったこと」 講師 大山 隆久 氏(日本理化学工業株式会社 代表取締役社長) |
| 11:40~12:00 | 特総研の研究について |
| 13:00~13:45 | 重点課題研究「進路指導チーム」研究成果報告 令和5年度終了予定の重点課題研究「高等学校における障害のある生徒の社会への円滑な移行に向けた進路指導と連携の進め方等に関する研究」について、以下のとおり報告等を行います。 ① タイトル: 「高等学校における発達障害等のある生徒の進路指導」に向けたセンター的機能の活用について考える ➁ 概要: 文部科学省が公表した「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果(令和4年)」によると、高等学校に学習面又は行動面で著しい困難を示す生徒が2.2%在籍していることが明らかとなった。一方、障害特性を意識した進路指導には多くの課題があり、進路先で不適応を起こし、進路変更や退職を余儀なくされている現状がある。そのため、将来を見据えた進路指導や、特別支援学校や関係機関との連携を行うことの重要性が指摘されている。 本研究では、高等学校、進路先や連携先への質問紙調査により実態把握をすると共に、インタビュー調査により、高等学校に在籍する障害のある生徒への進路指導事例を把握した。これらの結果から、発達障害のある生徒をめぐる調査結果を報告書にまとめると共に、現場の先生方に研究知見を届けやすいよう、インタビュー調査で得た事例を交えたガイドブックを開発する予定である。 本会では、研究概要及びガイドブックの内容を紹介した後、特別支援学校のセンター的機能として、高等学校の進路指導に関し提供できる支援や内容を参加者と意見交換したいと考える。 ③ 登壇者(予定): 司会 相田 泰宏(国立特別支援教育総合研究所 主任研究員) 概要説明 伊藤 由美(国立特別支援教育総合研究所 総括研究員) 話題提供 小澤 至賢(国立特別支援教育総合研究所 主任研究員) |
| 障害種別研究班等ポスター発表(会場のみ) | |
| 13:55~14:35 | 重点課題研究等リレー報告 |
| 14:50~15:30 | 重点課題研究等分科会(会場のみ) 重点課題研究等分科会について 重点課題研究等分科会では、各重点課題研究等チームごとに以下の内容についてシンポジウム等を実施いたします。 1.重点課題研究 (1)特別支援教育に係る教育課程の基準等に関する研究(令和5年度〜7年度) ①概要: 平成29年改訂の学習指導要領を踏まえた教育課程の編成等の実施状況等の把握・整理に向けて、今年度の研究では、知的障害教育の教育課程の編成等に焦点を当て、各教科等の時数の設定や各教科の取り扱う内容のまとまりの整理、学習評価等の課題等について情報収集を行っている。 本分科会では、学習指導要領解説に示されている「教育課程の編成や改善に取り組む際の手順の一例」の手続き上の工夫等、学校全体で進めるカリキュラム・マネジメントの実践について話題提供する。その後、指定討論において、カリキュラム・マネジメントの充実を図るためのポイントや実施・評価・改善における具体的な手立てについて、話題提供者及び参加者と意見交換を行う。 ➁登壇者(予定): 司会 谷戸 諒太(国立特別支援教育総合研究所 主任研究員) 趣旨説明 金子 健(国立特別支援教育総合研究所 上席総括研究員) 他 (2)多様な教育的ニーズのある子供の学びの場の充実に関する研究(令和5年度〜7年度) ①概要: 我が国では、共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育が推進される中、全ての通常の学級において、多様な教育的ニーズのある子供が在籍している可能性があることが明らかになっている。そこで、本研究では、インクルーシブ教育システムの構築の具現化を見据え、小・中学校等(義務教育段階)の通常の学級に在籍する多様な教育的ニーズのある子供への指導・支援について、各学校がどのようにして学級経営や授業、校内支援体制を充実させているかを明らかにし、今後の国や自治体の施策や、学校現場で活用できる資料を提供することを考えている。 本分科会では、令和5年(2023年)文部科学省「通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への支援の在り方に関する検討会議報告」の観点を参考に、多様な教育的ニーズのある子供の学びの充実に関する意見交換を行う。 ➁登壇者(予定): 司会 佐藤 利正(国立特別支援教育総合研究所 主任研究員) 研究報告1 大島 竜之介(国立特別支援教育総合研究所 特別研究員) 研究報告2 照井 純子(国立特別支援教育総合研究所 主任研究員) 論点整理 長江 清和(国立特別支援教育総合研究所 上席総括研究員) まとめ 井上 秀和(国立特別支援教育総合研究所 総括研究員) (3)共生社会の担い手を育む教育に関する研究-障害理解教育の検討を中心に-(令和5年度〜7年度) ① 概要: 私たちが目指す社会は「共生社会」である。共生社会の形成に向けて、子どもたちが10年後、20年後に「共生社会の担い手」となるための教育活動を展開する必要がある。 本研究は、小・中学校の通常の学級において多様性を理解し尊重できるようになるための教育、つまり、「共生社会の担い手を育む教育」について、具体的な内容や方法を検討し、通常の学級で実施可能なモデルを提供することを目的としている。目的達成に向け、令和5年度は、小・中学校で行われている多様性を理解し尊重できるようになるための教育の現状について訪問調査を実施した。また、特別支援学校が小・中学校を対象として実施している障害理解教育の実態について質問紙調査と訪問調査を実施した。 本分科会では、これらの研究活動について結果の概要を報告し、参加者との質疑応答や意見交換を通じて、「共生社会の担い手を育む教育」の一層の推進を目指す。 ➁登壇者(予定): 司会 横尾 俊 (国立特別支援教育総合研究所 総括研究員) 研究の概要 久保山 茂樹(国立特別支援教育総合研究所 上席総括研究員) 研究報告1小・中学校への調査結果から 平沼 源志(国立特別支援教育総合研究所 研究員) 研究報告2特別支援学校への調査結果から 嶋野 隆文(国立特別支援教育総合研究所 主任研究員) 2.障害種別特定研究 (1)肢体不自由教育におけるICTの活用に関する研究(令和5年度〜7年度) ①概要: 肢体不自由教育においては、これまでも障害特性に応じて適切な補助具や補助的手段、ICT機器などを活用した指導が展開されてきた。GIGAスクール構想が推進される中、学習指導要領に示される資質・能力の育成との関係から効果的な活用の在り方を追究するとともに、教師の指導力向上を図ることが求められている。そこで、本研究では、肢体不自由の障害特性を踏まえながらICT機器を活用した教科等における授業に焦点をあて、効果的な指導方法や教材教具の活用、教員研修に係る情報を収集し、地方自治体や教育現場の取組に役立つ知見を提供する。 本分科会では、肢体不自由特別支援学校におけるICT機器活用の実践発表と「肢体不自由特別支援学校におけるICT活用に関する状況調査」の結果を踏まえて、現場における実践の工夫等について参加者と意見交換を行う。 ➁登壇者(予定): 司会 久道 佳代子(国立特別支援教育総合研究所 主任研究員) 趣旨説明 吉川 知夫(国立特別支援教育総合研究所 上席総括研究員) 研究報告 藤本 圭司(国立特別支援教育総合研究所 主任研究員) 他 |
| 15:30~ | 各会場で閉会 |
問い合わせ先
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所 総務部 総務企画課 研究推進係
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