研究代表者

 長沼俊夫

研究分担者

  金森克浩、徳永亜希雄、齊藤由美子

研究班

 肢体不自由班

 概要

  特別支援学校(肢体不自由)においては、児童生徒の多様な実態に応じてのAT(Assistive Technology:アシスティブ・テクノロジー 以下「AT」という。)活用はきわめて重要です。特別支援学校(肢体不自由)におけるATの活用が、いっそう組織的に促進されること、更には、その知見がセンター的機能の発揮に活かされることが望まれます。
本研究では、特別支援学校(肢体不自由)のAT活用についての知見(情報、技術など)を整理・検討するとともに、それらを基に特別支援学校のセンター的機能として、その知見を活用して、小・中学校等に在籍する肢体不自由のある児童生徒への支援においてAT活用の促進を図るための方策を検討します。
この取組に当たっては、ATの中でもe-AT(electronic and information technology based Assistive Technology:電子情報通信技術をベースにした支援技術)とよばれるICTの役割を重視することとします。

*付記 本研究課題名は、研究分担者による検討と所内中間評価を受けて「特別支援学校(肢体不自由)のセンター的機能を活かしたAT活用の促進に関する研究ーICTの役割を重視しながらー」から、標記の通りに変更しました。

研究成果

 本研究の成果をまとめ直し,市販いたしました.

「特別支援学校(肢体不自由)におけるアシスティブ・テクノロジー活用のためのガイド 〔ATG〕―組織的な取組の促進をめざして―」(ジアース教育新社)

 本研究の成果報告書、本研究を含むサマリー集は、以下からご覧になれます.

         成果報告書 サマリー集 

 本研究で開発し試用した「教員のAT・ICT活用に関する自己評価と研修ニーズ調査票」と「支援技術(AT)活用の自己評価マトリクス-特別支援学校(肢体不自由)版-」の資料を公開しています。ダウンロードしてご活用ください。

教員のAT・ICT活用に関する自己評価と研修ニーズ調査票20140917 [183KB docxファイル] 
支援技術(AT)活用の自己評価マトリクス20140917 [80KB xlsxファイル] 

 

   2013年9月1日、日本特殊教育学会第51回大会において、本研究の成果の一部として,ポスター発表を行いました。
「特別支援学校(肢体不自由)における教員のAT(ICTを含む)の活用能力の自己評価及び研修ニーズに関する検討
―静岡県立中央特別支援学校における調査結果を通して―」

レジュメは20130903-155759.pdf [263KB pdfファイル] です。
調査票は20130903-155850.pdf [330KB pdfファイル] です。

 

 2012年12月22日、ATACカンファレンス2012東京において、本研究の成果の一部として,ポスター発表を行いました。   「特別支援学校(肢体不自由)におけるAT(ICTを含む)の活用の現状」 

レジュメは20130912-101015.pdf [355KB pdfファイル] です。


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