研究代表者

 日下奈緒美

研究分担者

 森山貴史(副代表)、新平鎭博

研究班

 病弱班

概要

 近年、医学や医療の進歩に伴い、慢性疾患をもつ児童生徒の教育環境は大きく変化し、特別支援学校(病弱)に在籍する児童生徒の実態も多様化するだけでなく、特別支援学級、通常の学級で学ぶ児童生徒も増えています。今後、インクルーシブ教育システムの構築を進める上では、連続性のある多様な学びの場(通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校)における教育環境の整備や「合理的配慮」の充実等が求められます。

 そこで、本研究では、病弱・身体虚弱の児童生徒の教育的ニーズを改めて整理し、それに応じた教育的配慮について明確にすることを目的とします。平成26年度は、特別支援学校(病弱)等への訪問調査で情報収集を行い、平成27年度は、訪問調査を継続しながら、得られた情報の整理・分析を行います。また、本研究の成果は、パンフレット「病気の子どもの教育的ニーズと教育的配慮(仮題)」としてまとめ、学校現場での指導や教育委員会等が実施する研修会で活用できることを目指します。 

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