研究概要
本研究は、特別支援教育におけるデジタル学習基盤の効果的な活用を通して、自立活動と各教科等における個別最適な学びと協働的な学びの充実を図り、それらを主体的・対話的で深い学びへとつなげる方策を明らかにすることを目的とする。1人1台端末、入出力支援装置、アクセシビリティ機能、生成AI等の活用実態や活用条件を整理するとともに、障害の状態や発達の段階、学習場面に応じた効果的な活用の在り方を検討する。
令和8年度から10年度にかけては、「特別支援教育におけるデジタル学習基盤を活用した一人一人の教育的ニーズに応じた個別最適な学びと協働的な学びに関する研究」として、特別支援教育における個別最適な学びと協働的な学びの充実に向け、デジタル学習基盤の活用の在り方を明らかにする。まず、特別支援学校を対象とした調査により、デジタル学習基盤に関する機器の整備及び活用の全国的状況と課題を把握し、研究協力機関に対する伴走型支援による研究を実施する。具体的には、「障害による学習上又は生活上の困難さの改善・克服に向けた活用」を基盤としつつ、「個別最適な学びと協働的な学びの実現」と関連付けた授業づくりに関する研究を研究協力機関と実施する。あわせて、各教科等の資質・能力の育成に向けた実践事例を収集し、デジタル学習基盤を活用した学びの成立条件、活用の効果及び課題を明らかにすることを通じて、特別支援教育におけるデジタル学習基盤活用のモデルを提示することを目的とする。
