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吉川 和幸

吉川和幸

研究者紹介

氏名(ふりがな)
吉川 和幸(よしかわ かずゆき)
所属・職名
研究企画部・総括研究員

研究課題

  1. 多様な教育的ニーズのある子供の学びの場の充実に関する研究(令和5年度〜令和7年度 重点課題研究)
  2. 乳幼児期の特別支援教育に関する研究(令和3年度~令和7年度 テーマ別研究 令和6年度〜 班長)
  3. 障害のある子どもの就学先決定の手続きに関する研究(令和3年度〜令和4年度 重点課題研究)
  4. 異年齢保育の実践論理:developmentalismに拠らない保育の価値の探求(令和5年度~令和8年度 JSPS科学研究費補助金 基盤研究(B)研究分担者)
  5. インクルーシブな保育を創出する保育者の実践知に関する縦断的研究(令和4年度~令和7年度 JSPS科学研究費補助金 基盤研究(C)研究代表者)
  6. 日本・ニュージーランド・イタリアにおける保育カリキュラムの創造と評価の研究(令和3年度〜令和7年度  JSPS科学研究費補助金 基盤研究(B)研究分担者)
  7. 保育における「子ども理解」形成のローカル・ダイバーシティ(平成30年度〜令和3年度  JSPS科学研究費補助金 挑戦的研究(萌芽)研究分担者)
  8. 障害児保育における「信頼モデル」に基づく個別の指導計画及び保育記録の様式開発(平成29年度〜平成31年度  JSPS科学研究費補助金 基盤研究(C)研究代表者)

主要著書・論文

【著書】

  1. 松井剛太・七木田敦(編著)・山崎徳子・加納史章・岡谷ゆい・村田泰弘・吉川和幸他(著)(2023)実践事例を通して具体的なかかわりを学ぶ 保育現場における特別支援. 教育情報出版. (第5章3「子どもの観察の方法」、第5章4「評価の方法」を担当)
  2. 榊原洋一・市川奈緒子・渡辺英則(編著)・河合隆平・松井剛太・吉川和幸・東重満・松永徹・久保山茂樹・木村泰子(著)(2021)アクティベート保育学13 障害児保育. ミネルヴァ書房. (第7章「保育の中でのかかわりと育ち」、第8章「子ども理解と指導計画」を担当)
  3. 中坪史典・山下文一・ 松井剛太・伊藤嘉余子・立花直樹(編集)(2021)保育・幼児教育・子ども家庭福祉辞典. ミネルヴァ書房.(「個別の指導計画」「個別の教育支援計画」「加配」「私立幼稚園特別支援教育事業費補助」「発達の遅れや不均衡」「幼稚部」を担当)
  4. 松井剛太(編著)・広瀬由紀・佐藤智恵・吉川和幸・小林徹(著)(2018)保育士等キャリアアップ研修テキスト3 障害児保育. 中央法規 .(第4章「障害児保育の指導計画、記録および評価」を担当)
  5. 七木田敦・松井剛太(編著)・長櫓涼子・松原豊・水内豊和・橋本陽介・吉川和幸他(著)(2015)つながる・つなげる障害児保育 かかわりあうクラスづくりのために. 保育出版社. (第5章9「記録と評価」及び「事例を考える⑫」を担当)
  6. 青木豊(編著)・原子はるみ・矢野正・榊原剛・今野正良・吉川和幸他(著)(2012)保育者養成シリーズ 障害児保育. 一藝社 .(第11章「保育計画の作成と協働」を担当) 

【論文】

  1. 吉川和幸(2023)障害のある子どもに対するキリスト教保育における子ども理解 -キリスト教保育実践園でのインタビューを通しての考察-. 子ども発達臨床研究, 18, 15-23.
  2. 及川智博・中島寿宏・岩谷樹・井内聖・吉川和幸・川田学(2022)保育者たちがふり返る“COVID-19パンデミック”の1年目. 北海道大学大学院教育学研究院紀要, 140, 117-154.
  3. 吉川和幸(2021)障害のある子どもに対する保育者の子ども理解の構造とその変容 -個別の指導計画及び保育記録を媒介として-. 北海道大学大学院教育学院博士学位論文.
  4. 吉川和幸(2021)障害のある子どもに対する個別の指導計画、保育記録 ー保育者の子ども理解のために. 発達, 168, 33-38.
  5. 齊藤勇紀・吉川和幸・小林智(2021)障害児保育における幼児期の学びに即した包括的モデルによる個別の指導計画の検討. 保育と保健, 27(2), 23-29.
  6. 齊藤勇紀・吉川和幸(2021)障害児保育における保育記録の検討 -「学びの物語」と「ABC記録法」に対する保育者の意識から-. 保育と保健, 27(1), 22-27.
  7. 吉川和幸・東重満・川田学(2020)障害児保育における「信頼モデル」に基づく個別の指導計画及び保育記録の開発と実践. 子ども発達臨床研究, 14, 49-69.
  8. 吉川和幸・川田学・及川智博(2019)障害のある子どもの「個別の指導計画」に関する保育者を対象としたフォーカス・グループ・インタビュー. 子ども発達臨床研究, 13, 23-33.
  9. 大豆生田啓友・平野麻衣子・岩田恵子・上田俊丈・吉川和幸・榎沢良彦(2018)保育フォーラム 保育学の研究方法論を考える(2). 保育学研究, 56(3),  229-244.
  10. 吉川和幸・上村毅・川田学(2017)「信頼モデル」による記録、評価は障害児保育実践をどう変えるのか -「学びの物語」作成による半年間の保育実践からの検討-. 保育学研究, 55(1),  55-67. 

  11. 吉川和幸(2016)幼稚園における障害幼児の「個別の指導計画」に関する一考察. 北海道大学大学院教育学研究院紀要, 127,  27-39. 

  12. 吉川和幸(2015)我が国の幼稚園における障害児保育の歴史的変遷と現在の課題. 北海道大学大学院教育学研究院紀要, 123, 155-173.

  13. 吉川和幸(2014)私立幼稚園に在籍する特別な支援を要する幼児の個別の指導計画に記述される「目標」に関する研究. 北海道大学大学院教育学研究院紀要, 120,  23-43. 

  14. 吉川和幸(2012)私立幼稚園における特別な支援を要する幼児の個別の指導計画の書式の分析. 札幌大谷大学紀要, 42, 65-71. 

  15. 吉川和幸・藤田亜衣(2011)幼稚園における幼児の自発的な手洗い・うがいの指導 -視覚的手がかりを用いた学級全体に対する介入-. 札幌大谷大学紀要, 41, 75-81.

  16. 吉川和幸・金子有香(2010)幼稚園での自由遊び場面における高機能自閉症児に対する社会的スキル指導. 札幌大谷大学紀要, 40, 107-115.

  17. 吉川和幸・加藤哲文・藤原義博(2009)知的障害児の家庭での食事場面における要求言語行動の機能化 -専門機関での個別指導をベースにした保護者への支援-. 発達障害研究, 31(4), 302-315.

  18. 吉川和幸・佐野さやか(2009)自閉症児に対する幼稚園登園場面における自発的な靴の履き替え行動の指導. 札幌大谷大学紀要, 39, 113-120.

  19. 吉川和幸・藤原義博(2007)知的障害を伴う自閉症児の要求言語行動の行動型及び行動連鎖に関する研究 -要求充足者の位置を独立変数として-. 教育実践学論集, 8, 37-46.

  20. 吉川和幸・星野公子(2007)知的障害児への個別指導における子どもの反応と指導手続きの評価に基づいた指導の改善. 上越教育大学障害児教育実践センター紀要, 13, 41-48.

  21. 吉川和幸・藤原義博(2004)知的障害児に対する日常生活技能の指導における子どもと家族に即した指導プログラムに関する検討. 上越教育大学障害児教育実践センター紀要, 10, 13-24.

  22. 吉川和幸・竹田沙都美 ・村中智彦・藤原義博(2003)ダウン症児に対する補助具を用いた家庭における定時排泄行動の形成. 上越教育大学障害児教育実践センター紀要, 9, 25-32.

    担当講義名

    発達障害教育論(令和3年度 令和5年度〜 特別支援教育専門研修 視覚障害・聴覚障害・肢体不自由・病弱教育専修プログラム)

    保育所、認定こども園、幼稚園における特別支援教育の実際(令和4年度〜令和6年度 特別支援教育専門研修 発達障害・情緒障害教育専修プログラム、令和6年度 特別支援教育専門研修 知的障害教育専修プログラム)

    保育所、認定こども園、幼稚園における特別支援教育と切れ目ない支援(令和4年度〜5年度 特別支援教育専門研修 知的障害教育専修プログラム)

    公的委員等

    2022年6月~現在          日本LD学会「LD研究」編集委員

    2022年1月~2023年12月  日本発達心理学会「発達心理学研究」編集委員

    2019年4月〜 2021年3月    山梨県  保育等人材確保・定着等協議会委員

    2012年7月〜2016年3月     札幌市教育委員会  幼児アセスメント委員会委員

    所属学会

    日本特殊教育学会

    日本LD学会

    日本保育学会

    日本乳幼児教育学会

    日本発達心理学会

    日本保育保健協議会  

    関連する研究領域

    乳幼児期の特別支援教育

    発達障害・情緒障害