令和7年度研究所公開
発見、体験、特総研!~NISEと考えよう これからの特別支援教育~
令和7年度研究所公開チラシ.pdf [2M pdfファイル]
日時
令和7年11月8日(土) 10:00~15:30(受付時間:9:40~15:00)*終了
場所
国立特別支援教育総合研究所(神奈川県横須賀市野比5-1-1)
内容(実施報告)
一緒に考えよう 特別支援教育のこと(講話)
<定員:各回100名>(各回60分程度)
①午前の部 11:00~12:00
「乳幼児期の『インクルーシブな保育』を支える保育者の専門性」
講師:久保山 茂樹 上席総括研究員
②午後の部 13:00~14:00
「自閉症のある子どもの豊かな表現の世界」
講師:柘植 美文 総括研究員
インクルーシブスポーツを楽しもう~HADO体験~
AR(拡張現実)技術を使っユニバーサルスポーツ「HADO」体験会を体育館で実施しました。
3回<定員:各回36名>(1プレイ10分程度)
対象:4歳~高校生まで
協力:(株)meleap
生活支援研究棟見学ツアー
6回<定員:各回15名>(各回30分程度)
盲ろうを中心とした障害のある子どもの生活環境に様々な工夫を提案する生活支援研究棟を、ツアーで紹介しました。
ICT機器の活用体験
2回<定員:各回20名>(各回30分程度)
ICT機器をグループでの実習形式で体験していただき、主に学校で活用できる場面についてご説明しました。
聞こえについて、考えてみましょう
4回<定員:各回6名>(各回30分程度)
聴力検査室や無響室をツアー形式でご案内し、補聴器の体験もしていただきました。
発達障害の理解啓発と発達障害教育の紹介
発達障害教育推進センター展示室を公開し、教材教具等を紹介しました。
iライブラリー公開
全国の特別支援学校で実際に活用されている支援機器やICT機器を展示しているiライブラリーを紹介しました。
楽しく学ぼう!コミュニケーション
カードゲームやカップ型のゲームを活用し、遊びをとおしてコミュニケーションを実際に体験していただきました。
ロボット相撲を体験しよう
遠隔で操作することも可能なロボットを使用して、ロボット相撲を体験していただきました。
FUTTE-Meで映像や画像を思いのままに動かしてみませんか
FUTTE-Meを手首に装着すると、わずかな身体の動きでもグラフィックデザインを操ることができ、自分が主役になり演出していることを体感していただきました。
協力:東北大学SRIS 小野新平教授
スヌーズレン・ルーム体験
うす暗い部屋に投影された光や映像、キラキラしたオブジェによる刺激による「探索」や、ウォーターベッドやアロマの香りによる「リラックス」を体験いただきました。
視覚障害教育について
教材・教具及び視覚補助具の展示や、立体コピー、3Dプリンターの実演等を行いました。
「共生社会の窓口」~インクルーシブ教育システムについて、一緒に考えてみませんか~
来場者にアンケートをとりシールを貼ってもらったり、ミニチュアで理想の教室を作ったりと、体験・対話を通じて共生社会について考えていただきました。
NISEの活動紹介
◆研究成果物の紹介
◆NISE学びラボ紹介動画の放映
◆特別支援教育リーフの紹介
◆連携機関、関連機関の紹介
研究班によるパネル等展示
◆肢体不自由障害教育について
◆幼児班の研究紹介
◆障害のある子どものキャリア教育について
◆言語障害教育の研究
図書室公開
「りんごの棚」をテーマに、特別支援教育や障害理解に関連する書籍が展示されました。
読書バリアフリー体験会~本から学ぶバリアフリー~
4回<定員:各回20名>(各回20分程度)
図書室職員による、本を使ったバリアフリー体験のツアーを行いました。
作業学習を体験しよう
知的障害教育に関する研究成果のパネルや教科書等の展示のほか、知的特別支援学校の作業学習製品の展示や缶バッジ作り体験を通して、特別支援学校の取組を紹介しました。神奈川県立武山支援学校の生徒による、作業学習製品の販売を行いました。。
NISEシールラリー
パン・焼き菓子の販売
横須賀市内の就労継続支援B型事業所が運営するお店が出店しました。
放課後等デイサービスとの連携による仕事体験
横須賀市内の放課後等デイサービス事業所と連携し、利用者に、研究所公開の準備作業やスタッフ業務を体験していただきました。
準備作業では、仕事体験の一助とするため株式会社伊藤園様から提供いただいたお茶のペットボトルにシールを貼る作業や、シールラリー用台紙の作成を行いました。準備作業の様子は撮影して動画にまとめ、当日、会場で放映しました。
研究所公開当日は、受付で来場者にお茶やチラシを手渡したり、休憩スペースのテーブルを清掃したり、講話の資料を配布するなど、スタッフとして活躍していただきました。また、仕事体験の前には、仕事をするうえで「あいさつ」や「報告」の大切さを学び、終了後は振り返りの時間を設けることで、より有意義な取組となるようにしました。
研究所公開の案内パンフレット
令和7年度研究所公開案内パンフレット.pdf [889K pdfファイル]
<後援>
神奈川県教育委員会
横須賀市教育委員会
<協力>
株式会社伊藤園