令和元年度研究所公開の様子
過去のお知らせ
令和元年度研究所公開の様子
11月16日(土)に令和元年度研究所公開を開催し、教育関係者や地域の方々など400名を超す方々にご来場いただきました。
障害種毎の展示スペースでは、障害のある子どもの特性や特別支援教育への理解を深めていただくために、体験型の展示や、支援教材の展示をいたしました。
また、発達障害教育に関するミニ講義を「発達障害の理解」と「発達障害の分子生物学」の2本立てで3回行い、充実した講義をお届けすることができ、各回とも多くの方に聴講いただきました。
神奈川県立平塚盲学校の生徒と教師による「あん摩マッサージ」体験の参加者は、障害のある子どもの就労へ向けての教育に触れていただくと同時に日頃の凝りをほぐされている様子でした。
本研究所がある横須賀市内の放課後等デイサービス事業所を利用されている方に、イベントサポートスタッフとして研究所公開での仕事の一部を体験していただきました。
シーズアスリート所属のゴールボール選手、信沢用秀氏に御登壇いただき開催した講演では、仲間の大切さや努力し続けて諦めずに取り組むことの大切さについて、体験談を交えてご来場いただいた方に伝えることができました。信沢氏には、引き続き、実際にゴールボールの指導をしていただき、より障害者スポーツについての理解を深めていただけたものと思います。ゴールボールで使用する鈴の入ったボールは、サッカーボールより大きく重たいもので、参加者がゴールに向かって投げるボールを信沢氏が見事にセーブする場面では、大変盛り上がりました。
来場者には、各展示を通して障害者への教育、支援や配慮について興味を抱いていただけました。今後とも研究所の活動を理解していただけるよう取り組んで参ります。
テーマ
「令和初の研究所公開」~来て、見て、体験、特総研 久里浜からひらけ 共生のとびら~
実施内容
◇日にち:令和元年11月16日(土)9:30~16:00
◇場所:国立特別支援教育総合研究所
◇費用:無料
◇主な内容
・シーズアスリート所属 ゴールボール選手 信沢用秀氏による講演と体験
・特別支援学校生徒によるあん摩マッサージ体験
・NISE特別支援教育シールラリー
・障害のある子どものための教育支援機器の展示・実演
・障害のある子どもがくつろげる心地よい環境づくりの体験
・発達障害に関するミニ講義
・障害のある子どもに対する生活環境面での身近な配慮や工夫の紹介(生活支援研究棟ツアー)
・本研究所の最新の研究成果等の紹介
・ぷかぷか上映会
「Secret of Pukapuka」
「ぷかぷかさんとすごろくワークショップ」
第5期演劇ワークショップの記録映画「ほら熊学校を卒業した三人・ぷかぷか版」
・就労系障害福祉サービス事業所等による出店(パンなどの販売)
・託児サービス
*当日の様子について、研究所職員が撮影した写真等は、ホームページや広報誌等で公表する場合があります。
予めご了承ください。
教材展示及び手作り体験の様子 ミニ講義の様子
ゴールボール体験会の様子 スヌーズレンルームの様子
過去の研究所公開開催の様子