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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第151号

メールマガジン

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      国立特別支援教育総合研究所(NISE)メールマガジン
         第151号(令和元年10月号)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NISE(ナイセ)━━━
このたびの台風15号で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。
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■目次
【お知らせ】
・本研究所の事業案内の送付について
・第5回NISE特別支援教育国際シンポジウムの開催について
【NISEトピックス】
・研究所公開のご案内
【研修報告】
・特別支援学校「体育・スポーツ」実践指導者協議会の終了報告
【連載コーナー】
・「地域実践研究員」だより[第1回]
【NISEダイアリー】
【研修員だより】
【アンケートのお願い】
【編集後記】
 
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【1】お知らせ
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●本研究所の事業案内の送付について
 本研究所は、我が国唯一の特別支援教育に関するナショナルセンターとし
て、特別支援教育に関する研究、研修、情報収集・発信及びインクルーシブ
教育システム構築に向けて貢献することを使命としております。
 このたび、本研究所の役割や業務内容を御理解いただくとともに、諸活動
の成果等を活用いただけるよう、本研究所の事業を紹介するポスターとチラ
シを、9月末に全国の学校等に送付させていただきました。また、校内研修
で活用いただけるDVDを作成し、全国の中学校にお送りしています。本研究
所の成果がより多くの皆様に活用いただけますと幸いです。
 また、無作為で抽出した学校等へ本研究所に関するアンケート調査の依頼
を併せて送付いたしましたので、ご協力よろしくお願いいたします。

○チラシでご紹介した実践事例紹介についてはこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/practical_example?category=teach
 
●第5回NISE特別支援教育国際シンポジウムの開催について
 本研究所では、「子どもの学習のつまずきに速やかに対応する取組-フィ
ンランドの教育実践から今後を展望する-」というテーマで国際シンポジウ
ムを開催します。
 フィンランドでは、子どものつまずきに迅速かつ柔軟に対応するための支
援システムを整備してきました。本シンポジウムでは、フィンランドの教育
実践から、我が国の小・中学校等において支援を必要とする子ども達の教育
実践の今後の方向性を探りたいと思います。
 申込は11月1日(金)に開始いたします。具体的な内容や参加申込等の詳
細はWebサイトにてご確認ください。
 
◇日時:令和2年1月25日(土) 13:00 ~ 17:30
◇会場:一橋大学一橋講堂(学術総合センター内)
    (東京都千代田区一ツ橋2-1-2)
◇定員:400名
◇申込期間:令和元年11月1日(金)~ 令和2年1月6日(月)
 
○NISE特別支援教育国際シンポジウムのWebサイトはこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/training_seminar/special_symposium/r1
 
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【2】NISEトピックス
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●研究所公開のご案内 
 6月号でもご案内いたしましたとおり、11月16日(土)、本研究所の一般
公開を開催します。
 本研究所公開では、障害のある子どもと障害のない子どもが共に生活し、
学んでいく際に参考となる配慮や工夫等を、様々な体験を交えて分かりやす
く紹介していきます。また、昨年度も好評を博した特別支援学校生徒による
あん摩マッサージ体験や障害者スポーツ体験も実施する計画です。さらに、
今年度は、講演会も予定しております。
 是非、お誘い合わせの上、お気軽にお越しください。
 
◇日時: 令和元年11月16日(土) 9時30分~16時(15時受付終了)
◇主な内容(予定)
・ゴールボール 男子日本代表強化指定選手、信澤用秀氏による講演と体験
・特別支援学校生徒によるあん摩マッサージ体験
・NISE特別支援教育シールラリー
・障害のある子どものための教育支援機器の展示・実演
・障害のある子どもがくつろげる心地よい環境づくりの体験
・障害のある子どもに対する生活環境面での身近な配慮や工夫の紹介
・本研究所の最新の研究成果等の紹介
・就労系障害福祉サービス事業所等による出店(パンなどの販売)
◇参加費: 無料
◇事前申込:不要
◇駐車場有(80台分)※混雑が予想されるため、なるべく公共交通機関をご
 利用ください。
◇託児サービス有
 
 内容については、Webサイトを随時更新していきますので、是非ご覧くだ
さい。
 
○研究所公開の詳しい内容はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/laboratory_release
 
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【3】研修報告
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●特別支援学校「体育・スポーツ」実践指導者協議会の終了報告
 
 国の施策として、障害児・者の生涯学習や体育・スポーツ活動のさらなる
充実が課題になっています。
 本研究所では昨年度に引き続き、特別支援学校教員の体育・スポーツに関
する指導力向上を目指した標記、協議会を全国特別支援学校長会との共催で、
8月20日(火)~8月21日(水)の日程で開催しました。
 1日目は、スポーツ庁による障害者スポーツに関する行政説明や全国特別
支援学校長会が実施した特別支援学校の体育・スポーツの指導に関する調査
報告、参加者からの実践報告、そしてパラリンピックサポートセンターより、
国際パラリンピック委員会公認教材「I’mPOSSIBLE」の活用について情報提
供がありました。
 2日目は、「ボッチャ」を通じた実践交流を通じて、コーチングの在り方
を研修し、午後は事前レポートに基づいて参加者の所属する自治体・学校の
取組状況に関する情報交換をグループに分かれて行いました。
 参加者からは、障害者スポーツに関する国の動向や全国各地の学校や自治
体の実践に関する情報を得ることができ、日々の実践に生かしていきたいと
いった感想が多数寄せられ、好評のうちに終了しました。
                     実施グループ長:北川 貴章
 
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【4】連載コーナー
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●「地域実践研究員」だより[第1回]
                              横尾 俊
       (インクルーシブ教育システム推進センター 総括研究員)
 
 インクルーシブ教育システム推進センターでは、平成28年度よりインクル
ーシブ教育システムの構築に向けて、地域や学校が抱える課題を本研究所と
都道府県・指定都市教育委員会が協働して行う「地域実践研究事業」を実施
しています。平成28年度から令和2年度までの5年間を通じて、インクルー
シブ教育システム構築のための包括的な研究課題(メインテーマ)を2課題
設定し、各メインテーマの下には具体的な研究課題(サブテーマ)を設定し
ています。地域実践研究事業に参画していただく都道府県・指定都市教育委
員会には、サブテーマから1つを選択し申請していただき、地域実践研究員
を派遣していただいています。地域実践研究員の派遣形態については、長期
派遣型(1年間の派遣)と短期派遣型(年3回、1回につき2日間の派遣)
があります。
 本年度は、4地域から5名の長期型の先生、10地域から12名の短期型の先
生が研究に参画されています。本年度の研究テーマや地域実践研究推進プロ
グラム等の研究活動についての詳しい情報はWebサイトをご参照ください。
 今回から3回に分けて、長期型の先生より、地域実践研究への取組や活動
状況等について報告をする予定です。
 
○本年度の研究テーマの詳細についてはこちら→
 http://www.nise.go.jp/nc/about_nise/inclusive_center
 
○地域実践研究員からの報告
   「多様な教育的ニーズに対応できる学校作りに関する研究」
              地域実践研究員(長期派遣型) 大石 恵理
                    (静岡県立藤枝特別支援学校)
 
 昨年度末、静岡県庁で長期研修派遣者の事前説明会がありました。私はそ
こで「帰ってきたときに『やりきった!』と思えるように頑張ります。」と
決意表明をしました。
 静岡県の地域実践研究のテーマは「高等学校の学校づくりにおける特別支
援学校との連携-高等学校の校内支援体制づくりに焦点を当てて-」です。
現在、静岡県公立高等学校の特別支援教育コーディネーターに質問紙調査を
しております。その調査結果を受けて、特別支援学校と連携を行ったいくつ
かの高等学校に訪問調査を行い、効果的な連携ができた背景や高等学校の校
内支援体制づくりに変化があったプロセスを整理し、有効な連携の在り方を
提案することを目的に地域実践研究を進めています。国立特別支援教育総合
研究所、県教育委員会及び市町教育委員会、所属校や静岡県の特別支援学校
など、たくさんの方々の温かくて快い協力のおかげで、研究活動はとても順
調に進んでおります。皆様に感謝してもしきれないほどです。
 多様な教育的ニーズに対応できる学校づくりに関する研究班での仕事をは
じめ、専門研修の聴講や各種セミナーへの参加等を通して、地域実践研究と
いう枠にとらわれず、私の教師としてのスキルアップもさせていただいてお
り、毎日とても良い刺激を受けています。その中で、学校現場を離れる機会
をいただけたからこそ、気付くことのできたことが一つあります。それは、
学校での仕事は「手応えと反省の繰り返し」ということです。目の前の子ど
もを見て、その子どもの将来を見据えて付けたい力を考え、様々な引き出し
から指導や支援を考えて実践し、手応えと反省を繰り返すPDCAサイクルで
過ごす日々は、学校現場ならではであり、私にとってのやりがいであるとい
うことが分かりました。
 「やりきった」と思える日々を過ごせるように努力している毎日ですが、
これから更に研究所にいるからこそできることをたくさん学び、静岡県に帰
ったときに子どもたちや学校、それから地域に還元できるように邁進して参
ります。 
 
    「学校における合理的配慮及び基礎的環境整備に関する研究」
              地域実践研究員(長期派遣型) 渡邉 直樹
                     (静岡県清水町立西小学校)
 
 先日、地域実践研究員の仲間と夕日を見ました。きらめく波と三浦半島の
稜線を美しく照らし出す夕日に、久里浜という地の魅力を感じました。現場
で勤務していた時には、日々の授業準備や暮らしの中で、夕日の美しさを忘
れていたと思い、こうしてゆっくりと見つめる時間の大切さを感じます。
 小学校の教員の私にとって、研究所での日々は、初めて知ることや考える
ことが多く、とても新鮮で魅力的なものです。同時に、どのような見方や考
え方で共生社会を捉え、その実現のために地域にはどのような課題があるの
か、そして、教育に携わる私達は何をすべきなのか、また、私自身は何をし
たいのかを、様々なことを一から見つめ直し、学び直すことが多い日々でも
あります。
 さて、「学校における合理的配慮及び基礎的環境整備に関する研究」では、
小学校・中学校の通常の学級における特別な支援を必要とする児童生徒への
理解を充実するための校内研修について取り組んでいます。本人や保護者と
合理的配慮についての合意形成へつなげていくために、まず、私達自身の児
童生徒理解を充実したいと考え、校内研修の方法について考えています。
 私が勤務する小学校のある静岡県清水町の状況を見つめ直すと、長年、
「子ども理解」を大切にし、児童観察記録を基にした授業研究会に取り組ん
できたという良さがあります。その背景には、一人一人の学びを保障したい
という、共生社会へつながる見方や考え方があるのだと考えます。それらが、
特別な支援を必要としている子どもにとって学びやすい環境をつくるために
必要だと価値付けつつ、さらに理解を深めるための「授業研究モデル」とし
て提案しようと研究を進めています。
 今日まで、そしてこれからの研究所での日々が、研究員の先生方や静岡県、
清水町、所属校など、多くの方々に支えられていることに大変感謝をしてお
ります。私自身が学びを深めることが、地域の子どもたち一人一人の学びへ
つながることを願い、地域実践研究に精一杯努めたいと思います。
 
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【5】NISEダイアリー
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          「アドリブをきかせること」
           宍戸 和成(国立特別支援教育総合研究所理事長)
 
 9月の中頃、老齢の個性派女優が亡くなられてから一年が経つことから、
その追悼番組がテレビで放送されていた。晩年、病気を患いながらも、映画
出演を続け、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞していた。率直な物
言いには定評があり、多くの人に影響を与えていた。
 その番組では、新人の頃にその女優さんと共演し、演技について刺激を受
けたという、今はベテランの女優さんが思い出話を語っていた。その時に耳
に入ったのが標記の言葉である。
 亡くなった女優さんは、台本にない台詞を即興で話したり、予想もしない
行動を平気でしたりしたそうだ。時には、突然、新人女優の頬を平手打ちし
たこともあったという。番組では、その新人が平手打ちを返す場面も映して
いた。新人女優は、必死で亡くなった女優の台詞や演技に付いていった。
 これらは、演劇の話の中のアドリブだが、教育においてもアドリブがある。
 テレビを眺めながら、昔、私が学校現場で子どもと格闘していた頃、先輩
から、「授業では、アドリブも大切だよ。」と言われたことを思い出してい
た。
 演劇には、台本があり、そこには、台詞が書いてある。これは、授業にお
ける指導案と発問の関係に似ていると思う。
 台本は、監督から役者に至るまで、多くの人が議論して作り上げていくの
だろう。台詞の言葉一つ一つが練り上げられていくものだと思う。だから、
先の個性派女優も、台詞はきっちりと覚えて芝居に臨んだそうだ。それでも、
実際の場面では、一緒に演ずる相手との関わりで、即興の言葉や演技が出て
来る。受け止める相手との間に何か相通ずるものがあったのかもしれない。
 それでは、授業におけるアドリブはどうか。
 指導案を作る際には、子どもとどのように本時のねらいに迫るかを授業者
自身が頭の中であれこれ試行錯誤する。その上で、どのような発問で迫るか
を考える。その際には、子どもからどのような答えがあるだろうかと、いろ
いろ思いを巡らして、次の展開を考える。発問は、子どもの思考を導く道標
のようなものかもしれない。しかし、授業では、子どもが授業者の予想とは
異なることを返してくれるものである。そんな時は、それに合わせて、流れ
を作っていくしかない。それが授業におけるアドリブだ。臨機応変に、子ど
もの反応に合わせて、即興で展開を変えていくことが求められる。
 演劇においては、アドリブは共演する相手を鍛えるもの。授業においては、
アドリブが授業者自身を鍛えるもの。そんな気がする。
 今、第二期の専門研修が開講されている。その中で私が受け持った“授業”
に関するコマの中で、上記の話をしてみた。研修員は、一周忌を迎えた有名
な女優さんのことは知っていたが、平手打ちを食らった女優さんが出演して
いた番組のことまでは知らなかった。それだけ時間が経ったのだろう。話の
最後に、「アドリブをきかせることの大切さは、演劇でも、授業でも同じか
もしれないよ。」と伝えた。予想がつきにくく、先の見えないこれからの時
代の教育を、若い人には、柔軟な発想と行動で、創造していって欲しいと思
う。
 
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【6】研修員だより
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 今号は、平成27年度第二期特別支援教育専門研修を修了された中川吉隆先
生からお寄せいただきました。
 
            「研修から4年経ち」
                中川 吉隆(京都府立南山城支援学校)
 
 昨年の3月、研究所で行われた支援機器等教材活用実践懇話会に参加させ
ていただく機会がありました。4年ぶりに訪れた研究所は、私が平成27年度
第二期特別支援教育専門研修で学んだ時のままでとても懐かしく感じました。
 こういった形で今でも学び続けようと思えるのは研究所での2ヶ月間の研
修を通して自分の視野を大きく広げることができたからだと思います。
 講義では初め、その情報量に圧倒されましたが様々な専門分野で活躍され
ている先生方のお話は、断片的で足りなかった私の知識の間を埋めていき、
毎日が発見で心から楽しいと感じたことを覚えています。それと同時に、新
しいたくさんの疑問が湧いてきました。当時のノートを見返すと、疑問や感
じたことを赤い字でぎっしりメモしてありました。その一つに「児童生徒が
それを学ぶ意味を、根拠を持って語れるのか」という講師の先生の言葉があ
ります。これは今でも日々の実践の中で一番大切にしていることです。
 研修後も肢体不自由のある重度・重複障害の生徒に対する実践についてAT
やICTも含めて京都府内で実践報告をする機会をいただいています。学んだ
ことを活かしながら、その中でも「指導の根拠」をしっかり伝えることを心
がけています。
 本研修を通して出会った先生方、共に学んだ研修員の仲間とのつながりは、
今でも私の学ぶ刺激になっています。時間が経つごとに研修で学んだことの
価値を感じます。このような機会を与えていただいたことに感謝しています。
 
○京都府立南山城支援学校のWebサイトはこちら→
 http://www.kyoto-be.ne.jp/minamiyamashiro-s/cms/
 
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【7】アンケートのお願い
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 今号の記事について、以下のアンケートにご回答いただきたく、ご協力の
ほどよろしくお願いいたします。
 
○アンケートはこちら→
 https://www.nise.go.jp/limesurvey/index.php?sid=38261&lang=ja  
 
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【8】編集後記
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 先日、広島大学で開催された日本特殊教育学会第57回大会に参加した。そ
の際に、研究所のOBをはじめ、たくさんの元研修員の方々と話す機会を得
た。
 元研修員の方々が、一同に話されていたのは、研究所の研修に参加したこ
とがきっかけで、特別支援教育に関してもっと学びたいと思えるようになり、
今の自分の知的好奇心や活動につながっているということだ。今号の研修員
だよりでも、それに関わる言葉をいただいている。また、今号から連載がは
じまった、「地域実践研究員だより」でも、「たくさん学びたい。」、「学
びを深めることが、子どもたちの学びへつながる。」などと、それぞれの思
いを述べておられる。
 このような先生方のお話を伺いながら、自分自身も現状に甘んじることな
く、多くのことを学び続けていきたいと思った。特別支援教育においても、
いつの時代も変わらないものと、時代の変遷とともに変えていかなければな
らないものがある。学会で多くの先生方と話をして、たくさんの刺激を受け
た。明日からも子どもたちの輝かしい未来のために、一歩一歩進んでいきた
い。
                  (第151号編集主幹 大崎 博史)
 
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次号も是非ご覧ください。
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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第151号(令和元年10月号)
       発行元 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所内
           国立特別支援教育総合研究所メールマガジン編集部
           E-mail a-koho[アットマーク]nise.go.jp
          ([アットマーク]を@にして送信してください。)
 
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-*-*-*-*-*-*- リンク集 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
 
> NISEweb(研究所webサイト)
  https://www.nise.go.jp/nc/
 
> 発達障害の情報を知りたいとき
 【発達障害教育推進センターwebサイト】
  http://icedd_new.nise.go.jp/
 
>「合理的配慮」や「基礎的環境整備」の実践事例が知りたいとき
 【インクルDB】
  http://inclusive.nise.go.jp/
 
> インターネットで講義を聴講したいとき
  https://www.nise.go.jp/nc/training_seminar/online
 
> 免許法認定通信教育について
  http://forum.nise.go.jp/tsushin/
 
> 教育支援機器、教材について知りたいとき
  http://forum.nise.go.jp/ilibrary/
 
> 障害のある子供のためのインターネットギャラリー
  https://www.nise.go.jp/kenshuka/jokan/gallery/ichiran.html
 
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