令和6年度研究所公開 実施内容
発見、体験、特総研!~NISEで広げよう特別支援教育の環~
令和6年度研究所公開チラシ.pdf [636K pdfファイル]
日時
令和6年11月9日(土) 10:00~15:30(受付時間:9:40~15:00) *終了
場所
国立特別支援教育総合研究所(神奈川県横須賀市野比5-1-1)
内容(実施報告)
ボッチャ体験会
<当日随時受付>
障害の有無に関わらず、誰でも楽しむことができるパラスポーツの「ボッチャ」体験会を体育館で実施しました。
一緒に考えよう 特別支援教育のこと(講話)
<定員:各回50名>(各回60分程度)
午前の部 11:00~12:00
「幼児教育や保育を学ぶと共生社会実現の手がかりが見えてくる!
-特別支援教育の研究者が保育所・認定こども園・幼稚園から学んでいること-」
講師:久保山 茂樹 上席総括研究員
午後の部 13:10~14:10
「小学校(通常の学級)の授業風景から教室にある工夫を見つけよう!」
講師:井上 秀和 総括研究員
ICT機器の活用体験
3回<定員:各回15名>(各回30分程度)
ICT機器を使用して、主に学校で活用できそうな場面とそれに合うアプリの紹介を実習形式で行いました。
生活支援研究棟見学ツアー
6回<定員:各回15名>(各回30分程度)
盲ろう児の生活環境に様々な工夫を提案する生活支援研究棟をツアーで紹介しました。
聞こえについて、考えてみましょう
6回<定員:各回6名>(各回20分程度)
聴力検査室や無響室をツアー形式で案内しました。
発達障害の理解啓発と発達障害教育の紹介
発達障害教育推進センター展示室を公開し、教材教具等を紹介しました。
iライブラリー公開
全国の特別支援学校で実際に活用されている支援機器やICT機器を展示しているiライブラリーを紹介しました。
ロボット相撲を体験しよう
遠隔で操作することも可能なロボットを使用して、ロボット相撲を体験していただきました。
FUTTE-Meで映像や画像を思いのままに動かしてみませんか
FUTTE-Meを手首に装着すると、わずかな身体の動きでもグラフィックデザインを操ることができ、自分が主役になり演出していることを体感していただきました。
協力:東北大学SRIS 小野新平教授
スヌーズレン・ルーム体験
うす暗い部屋に投影された光や映像、キラキラしたオブジェによる刺激による「探索」や、ウォーターベッドやアロマの香りによる「リラックス」を体験いただきました。
視覚障害教育について
教材・教具及び視覚補助具の展示や、立体コピー、3Dプリンターの実演等を行いました。
みんながお互いを大切にし、認め合い、支え合う社会を目指して
来場者にアンケートをとりシールを貼ってもらったり、理想の学校について書いてもらったりと、展示に参加しながら共生社会について考えていただきました。
楽しく学ぼう!コミュニケーション
カードゲームやカップ型のゲームを活用し、遊びをとおしてコミュニケーションを実際に体験していただきました。
図書室公開
図書室体験ツアー~本から学ぶバリアフリー~
6回<定員:各回10名>(各回20分程度)
図書室職員によるガイドツアーを行いました。
知的障害教育の紹介
知的障害教育に関する研究成果のパネルや教科書のほか、知的特別支援学校の作業学習製品の展示をすることで特別支援学校の取組を紹介しました。作業学習の体験として缶バッジ製作を行いました。
研究班によるパネル等展示
◆肢体不自由障害教育に関するパネル展示(肢体不自由班)
◆障害のある外国人児童生徒等の学びの充実に向けた研究活動についてのパネル展示(外国人等班)
◆研究成果のパネル展示、夏のセミナーの資料配布(幼児班)
◆言語障害教育に関するパネル展示
NISEシールラリー
パン・焼き菓子の販売
就労継続支援B型事業所が運営するお店が出店しました。
放課後等デイサービスとの連携による仕事体験
横須賀市内にある放課後等デイサービス事業所と連携して、研究所公開の準備作業やスタッフ業務を子供たちに体験していただきました。
準備作業では、仕事体験の一助とするため株式会社伊藤園様から提供いただいたお茶のペットボトルにシールを貼る作業や、シールラリー用台紙の作成を行いました。準備作業の様子は撮影して動画にまとめ、会場で放映しました。
研究所公開当日は、受付で来場者に配布資料やお茶を手渡したり、休憩スペースのテーブルを清掃するなど、スタッフとして活躍していただきました。また、仕事体験の前には、仕事をするうえで「あいさつ」や「報告」の大切さを学び、終了後は振り返りの時間を設けることで、より有意義な取組となるようにしました。
研究所公開の案内パンフレット
令和6年度研究所公開案内パンフレット.pdf [898K pdfファイル]
<後援>
神奈川県教育委員会
横須賀市教育委員会
<協力>
株式会社伊藤園