特別支援教育に役立つアシスティブ・テクノロジー

棟方 哲弥 (企画部 総括研究員)


アシスティブ・テクノロジー(Assistive Technology)とは、障害による物理的な操作上の不利や、障壁(バリア)を、機器を工夫することによって支援しようという考え方であり、そのための支援技術を指しています(文部科 学省「教育の情報化に関する手引」p.195-196より)。狭義には機器を指すことが多いのですが、広義には支援機器にとどまらず、その利用技術やサービスまでを含みます。本連載では、基本的な事項の説明に始まって、代表的な支援機器などを大きく括ってグループ毎に紹介していきます。