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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第210号

メールマガジン

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      国立特別支援教育総合研究所(特総研)メールマガジン
         第210号(令和6年9月号)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NISE(ナイセ)━━━
■目次
【お知らせ】 
・研究成果報告書の刊行について
・研究成果報告書サマリー集(令和5年度終了課題)の刊行について
・令和6年度後期免許法認定通信教育の受講募集について
・特総研X公式アカウント開設について
・こころの病気のある子供の教育支援Co-MaMeガイドー適応面や心理面・
行動面に困難のある児童生徒への支援―出版のお知らせ
【NISEの活動紹介】
・令和6年度のインクルーシブ教育システム推進センターの活動について
【NISEトピックス】
・特別支援教育におけるICT活用に関わる指導者研究協議会終了報告
・第2回広島大学D&I推進機構and特総研ジョイントセミナーの開催報告
【「特別支援教育、まずはここから!」特別支援教育リーフの紹介】
【特総研ジャーナルの紹介】
・NISEトピックスについて
【特別支援教育関連情報】
・「Japan ATフォーラム」開催日程のご案内
【NISEエッセイ】
・~研修を振り返って~
【高齢・障害・求職者雇用支援機構からのお知らせ】
・「働く広場」9月号のご案内
【アンケートのお願い】

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【1】お知らせ
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●研究成果報告書の刊行について

研究成果報告書(令和5年度終了課題)公開のお知らせ

 令和5年度に終了した重点課題研究「高等学校における障害のある生徒の
社会への円滑な移行に向けた進路指導と連携の進め方等に関する研究」につ
いて、「研究成果報告書」を特総研Webサイトに公開しましたのでお知らせ
します。
 この研究は、発達障害等のある生徒が社会への円滑な移行をしていくため
に、高等学校においてどのような進路指導が期待されるか、どのように関係
機関と連携をとることが有益であるか等について、高等学校、進路先並びに
連携先機関を対象とした質問紙調査や、高等学校へのインタビュー調査を実
施し、検討・考察したものです。成果を簡潔にまとめた「研究成果報告書サ
マリー集」もございます。是非、ご活用ください。

〇高等学校における障害のある生徒の社会への円滑な移行に向けた進路指導
と連携の進め方等に関する研究はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/report_material/research_results_publications/specialized_research/b-405

●研究成果報告書サマリー集(令和5年度終了課題)の刊行について
 
特総研では、研究課題の成果の普及を目的として、「研究成果報告書サマ
リー集」を刊行しています。サマリー集は、研究課題毎に研究の背景・目的
や方法、結果と考察等を6~8ページで紹介しているほか、これらの概要等
を1ページにまとめた概略図を掲載しています。この度、令和5年度のサマ
リー集が刊行となりましたのでお知らせします。今回のサマリー集では、令
和5年度に終了した重点課題研究1課題について掲載をしています。下記UR
Lよりダウンロードできますので、是非ご覧ください。

○研究成果報告書サマリー集(令和5年度終了課題)はこちら→ 
 https://www.nise.go.jp/nc/report_material/research_results_publications/report_summary/r5

●令和6年度後期免許法認定通信教育の受講募集について

 特総研では、特別支援学校教諭免許状の取得を支援するため、免許法認定
通信教育を開設しています。
 令和6年度後期免許法認定通信教育の開設科目は次の通りです。

開設科目:
 ◇視覚障害児の教育課程及び指導法(1単位)
 ◇聴覚障害児の教育課程及び指導法(1単位)

募集期間:令和6年8月19日(月)~ 令和6年9月17日(火)
講習期間:令和6年9月30日(月)~ 令和7年1月10日(金)
試験日: 令和7年2月2日(日)

 受講を希望される場合には、受講募集要項をご確認の上、9月17日(火)ま
でにお申込みください。

〇受講募集要項はこちら→
 http://forum.nise.go.jp/tsushin/boshu_yoko/

 また視覚障害者領域、聴覚障害者領域の免許取得に向け、特総研で実施し
ている第2欄の科目に加え、放送大学で開設している第1欄、第3欄の科目
を取得できるよう案内チラシを作成いたしましたので、こちらも併せてご参
照ください。

〇案内チラシはこちら→
 https://forum.nise.go.jp/tsushin/boshu_yoko/?action=common_download_main&upload_id=624

●特総研X公式アカウント開設について

 特総研では、新たな情報発信の取組として、X公式アカウントを開設します。
現場の教職員や保護者の方、関係者の方々に、より広く、より迅速に、特別
支援教育に関する情報をお届けしていきます。

 「X公式アカウント」による情報提供を是非ご活用ください。

○特総研X公式アカウント情報はこちら→
 https://x.com/nise_japan

●こころの病気のある子供の教育支援Co-MaMeガイド―適応面や心理面・行動
面に困難のある児童生徒への支援―出版のお知らせ

 この度、病弱班では、ジアース教育新社より「こころの病気のある子供の
教育支援Co-MaMe(こまめ)ガイド」を出版しました。本書は、平成29~30年
度の基幹研究「精神疾患及び心身症のある児童生徒の教育的支援・配慮に関
する研究」の研究成果をもとに、適応面や心理面、行動面に困難さのある児
童生徒の支援について、児童生徒の教育的ニーズの6カテゴリー40項目から
なる支援のイメージ図やアセスメントシート、整理用シートを用いて児童生
徒の実態把握から実際の支援を行うための具体的な方法について記載してい
ます。本書は、担任の先生だけでなく、学年や学部の先生方にも活用、共有
していただきたく存じます。ぜひ、ご一読ください。
 また、付録で使用している資料は特総研Webサイトよりダウンロードできます。
ご活用ください。

〇付録資料はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/study/others/disability_list/health/co-mame

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【2】NISEの活動紹介
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前号に続き、特総研の各部・センターの活動を紹介します。

●令和6年度のインクルーシブ教育システム推進センターの活動について
  
久保山茂樹(インクルーシブ教育システム推進センター上席総括研究員(兼)
センター長)

 インクルーシブ教育システム推進センターは、共生社会の形成に向けたイ
ンクルーシブ教育システムの構築に寄与するため、①インクルーシブ教育シ
ステムの構築に向けて地域や学校が直面する課題に対応した「地域支援事業」、
②インクルーシブ教育システムの国際的動向の把握や諸外国の最新情報の収
集及び海外との研究交流、③インクルーシブ教育システム構築支援データベ
ース(インクルDB)提供の3つの事業を展開しています。
 ①今年度の地域支援事業には15自治体に参画いただいています。各自治体
は、インクルーシブ教育システム推進のための理解啓発、体制整備や地域連
携、専門性向上に向けた研修など、それぞれの「次の一歩」を進めるための
課題に取り組んでくださっています。
 8月23日には「地域支援事業推進プログラム」を実施しました。各自治体
の進捗状況や今後の計画等の報告や質疑応答の後、アドバイザーの青山新吾
氏(ノートルダム清心女子大学)や、オブザーバーとしてご参加の加藤典子氏
や相原千絵氏(文部科学省特別支援教育課)からご助言をいただきました。
また、参画自治体相互の交流も活発で、情報交換等が盛んに行われていまし
た。今後の事業展開に期待しながら、私たちも協働して参ります。
 なお、令和5年度の本事業については「令和5年度地域支援事業報告書地
域におけるインクルーシブ教育システムの推進」を作成し、公開しています。
ぜひ、ご覧いただきご活用ください。
 ②国際関係では、韓国国立特殊教育院と共同で実施している「日韓特別支
援教育協議会」が大きなイベントです。今年度は、7月に特総研を会場とし、
韓国国立特殊教育院や日本の文部科学省に当たる韓国教育部の研究者等6名
が参加されました。「共生社会の実現に向けた障害理解教育の取組」をテー
マとし、両研究所の事業紹介も含めて、現在取り組んでいる研究等に関する
発表を行いました。詳細は本メールマガジン第209号(令和6年8月号)をご
覧ください。
 諸外国に関する情報収集については、アメリカ、韓国、オーストラリア、
イギリス、ドイツ、フランス、フィンランド、スウェーデンの8か国を対象
としています。各国の特別支援教育を専門とする大学等の研究者の方々に特
任研究員を委嘱し、情報収集や資料作成等のご協力をいただいています。
 ③インクルDBは、インクルーシブ教育システム構築に関連する様々な情
報を広く提供する目的で公開しています。昨年度以来、インクルDBへのア
クセス件数や事例のダウンロード数が飛躍的に上昇しています。合理的配慮
に対する関心の高さがうかがわれます。
 インクルDBには「合理的配慮の実践事例」の590事例を掲載しています。
また、教育委員会の研修におけるインクルDBの活用事例や、医療的ケアが
必要な乳幼児への保育事例を新たに掲載しています。引き続き皆様にご活用
いただければ幸いです。

○インクルーシブ教育システム推進センターの事業についてはこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/about_nise/inclusive_center
○「地域支援事業報告書」はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/about_nise/inclusive_center/regional_support_R3
○国際に関する情報はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/about_nise/inclusive_center/international_index
○インクルDBはこちら→
 https://inclusive.nise.go.jp/

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【3】NISEトピックス
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●特別支援教育におけるICT活用に関わる指導者研究協議会終了報告
                実施ワーキンググループ長 玉木 宗久

 7月25、26日に「令和6年度特別支援教育におけるICT活用に関わる指導
者研究協議会(ICT協議会)」が開催されました。この協議会は、特別支援
教育におけるICT活用を推進するために、指導的立場にある教職員等が一堂
に会し、取組や課題について議論を交わす研修会です。全国から小・中・高
等学校、特別支援学校の教員、並びに指導主事等約80名が参加しました。
 協議会のメインの活動は班に分かれて行う「研究協議」です。各班は共通
の課題テーマを設定し、Web上のホワイトボード「Figjam」を駆使して議論
を視覚的に共有する、ICT協議会ならではの新しいアプローチに取り組みま
した。
 協議の合間には、特総研のICT教材関連施設での実習が行われました。参
加者は「あしたの教室」「iライブラリー」「スヌーズレン」「発達障害教
育推進センター展示室」を訪れ、実践的な体験を通じ、学びを深めました。
 また、千葉県教育庁特別支援教育課の角谷政昭氏による「ICTを活用した
自立活動の指導の在り方」、墨田区立外手小学校の三好恵美氏による「特別
支援学級でのICTの活用について」の講演が行われました。これらの講演で
は、ICTの活用事例から指導の考え方まで、多くの示唆が得られました。
 協議の終わりには、各班での議論の内容を発表しました。Figjamで整理さ
れた情報はスムーズに共有され、参加者間の理解がより深まったように思い
ます。最後に、文部科学省特別支援教育調査官の森田浩司氏と村上学氏か
ら講評をいただき、協議の総括が行われました。
 協議会終了後のアンケートには「全国の先生方と研究協議を重ねることで、
各地の活用状況等について情報を得ることができた」「施設見学で見させて
もらった教材等が、刺激的でとても面白かった」「取組紹介は、具体的内容
が多く、参考になった」といった前向きな声が多数寄せられました。これら
のフィードバックからも研究協議や参加者間での意見交換が有意義であった
ことが伺えます。
 今回の協議会で得られた新たな情報や視点は、各地域でのICT活用の推進に
役立つことでしょう。今後もこのような協議会を通じ情報共有と連携を深め、
より良いICT活用の環境を広めていくことが期待されます。引き続き皆様のご
協力とご尽力をお願い申し上げます。
                  
●第2回広島大学D&I推進機構and特総研ジョイントセミナーの開催報告
(特総研西日本ブランチ広島オフィスから)

 令和6年8月3日(土)に広島大学東広島キャンパスを会場に、学校の先生
方等、教育関係者約90名の参加を得て広島大学D&I推進機構と特総研のジョ
イントセミナーを開催しました。テーマは「特別支援教育とインクルーシブ
教育を支えるテクノロジー」で、国内外の専門家5名が講演しました。米ア
イダホ州立大のジェニファー・ギャラップ准教授からは、授業計画の策定を
支援する生成AI「LUDIA」についての紹介がありました。「LUDIA」を用いて、
学習に特別な配慮を要する児童生徒の状況に応じた、科学的根拠に基づく授
業計画案の提示についての話題提供がなされました。また、本研究所の織田
晃嘉主任研究員からは「視線入力装置」の活用事例や「生成AI」の効果的な
活用に向けた提言がなされました。その他にも、仮想現実(VR)や3Dプリン
ターを活用した支援についての話題提供もありました。
 ランチタイム・イベントでは、特総研から視線入力装置やタブレット端末
を使っておもちゃ等をコントロールすることができる乾電池型loT製品等の展
示を行いました。また、広島大学のWPIからは、体験型学習をサポートするVR
等の展示もありました。
 本ジョイントセミナーには、特総研の専門研修等を修了された先生方や元
研究員の方々の参加もあり、盛会のうちに終了しました。

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【4】「特別支援教育、まずはここから!」特別支援教育リーフの紹介
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特別支援教育リーフとは
 今まで特別支援教育を学ぶことがなかった先生や、特別支援教育を担当す
ることになったが何をどこから学べばよいか戸惑っている先生に、ぜひとも
読んでいただきたいのが「特別支援教育リーフ」です。「特別支援教育リー
フ」では、どのように取り組んでいけばよいのか、きっかけやヒントとなる
内容をテーマごとにまとめています。

●特別支援教育リーフVol.10 人前で話すことが苦手な子供の理解と支援

 人前で話すことが苦手な子供はいませんか?人前で話すことが苦手な原因
や様々なコミュニケーション手段を選べるようにする手立て、コミュニケー
ションに関する支援例などを紹介しています。

◯特別支援教育リーフVol.10はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/cabinets/cabinet_files/download/1079/5120bed9c159f942504eb2f2ee4d9f30?frame_id=1235
 
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【5】特総研ジャーナルの紹介
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●NISEトピックスについて

 特総研では、特総研の研究をはじめとする様々な活動内容を紹介する「国
立特別支援教育総合研究所ジャーナル(通称:特総研ジャーナル)」を毎年
作成し、Webサイトに掲載しています。今年の4月に刊行した特総研ジャー
ナル最新号(第13号)の内容を前号に引き続き紹介します。

-NISEトピックス-
 特総研が令和5年度に行った、地域支援事業の紹介や広島大学との共同シ
ンポジウムの開催報告、情報普及・理解啓発活動として実施した研修会やセ
ミナー等の様子を紹介しています。
 
○特総研ジャーナル第13号はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/cabinets/cabinet_files/download/1079/6bf7c8c7ec87659c180e26cf31133108?frame_id=1235

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【6】特別支援教育関連情報
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●「Japan ATフォーラム」開催日程のご案内

 特別支援学校児童生徒などが活用できるAT機器(※)の開発技術について、
講演や研究成果発表を聴くことで関係者の理解や学びを深めていただくこと
を目的とした国立高等専門学校機構等が主催する「Japan ATフォーラム」が
開催されます。
(※AT機器=Assistive Technology。ICTを含む障害児・者支援機器。)

日時:2024年10月23日(水)11:00開演
会場:日本マイクロソフト株式会社(品川オフィス)13階 会議場
  (東京都港区港南2-16-3 品川グランドセントラルタワー)
参加費:無料(但し、事前申し込みによる入行証が必要です)
参加申込締切:2024年 10月4日(金)        
 *オンライン配信も行います。Microsoft Teams で実施します。
 *参加URLを発行しますので、事前にお申し込みをお願いします。

主催:一般社団法人 日本支援技術協会、
   独立行政法人 国立高等専門学校機構(主担当 熊本高等専門学校)
共催:一般社団法人 日本福祉工学会・AT研究会、
   Kosen-AT(全国KOSEN支援機器開発ネットワーク)
後援:独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所

〇参加・発表申込はこちら→
 https://www.jatc.jp/kosen-at/at_forum2024/index.html

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【7】NISEエッセイ
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 今号は、令和元年度第三期特別支援教育専門研修を修了された横田かおる
先生よりお寄せいただきました。

            ~研修を振り返って~
           「悩み、揺れ、困惑し、納得した日々」
                茨城県行方市立麻生小学校 横田かおる

 専門研修も終盤にさしかかった2月下旬、突然の全国一斉休校の会見を食
堂のテレビで見て、学校の現状はどうなっているのか、学校へ戻ってからど
う対応していったらよいものか同僚に電話で相談したことを覚えています。
 専門研修においては、著名な先生方の講義を聴き、研究協議を重ねていく
たびに、これまでの自分の考えの浅さに気付かされました。しかし、研究協
議を重ね、仲間と共に納得解を導き出す時間を過ごすうちに、子どもの持ち
味が何かを探る多様な目をもち、それを伝えるために表現する引き出しを増
やしながら、子どもに寄り添った関わりを目指したいと強く感じました。
 茨城県では、令和6年度より、担当教師が対象の児童生徒の在籍する学校
へ巡回して指導を行う「巡回型」通級指導教室が新たに始まり、私も担当者
として日々悩みながら子どもたちと関わっています。障害種を問わないため
言語学級通級児童、自・情学級通級児童、様々な理由で教育相談が必要な児
童に対して、最適な学びの場で力を付けられるよう、学びながら進めている
ところです。目の前の小さな気付きこそ切実に受け止め、一人一人のよさを
生かす支援を心がけてきました。今ある私の力で関わり、子どもの笑顔につ
ながる関わり手になれるよう、今後も努めていきたいと思います。
  
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【8】高齢・障害・求職者雇用支援機構からのお知らせ
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●「働く広場」9月号のご案内

「働く広場」は、障害者雇用に取り組む企業事例を中心に、身近な障害者雇
用の情報を取り上げた月刊誌です。成人期を迎えた障害者の働き方や、障害
者雇用を進める先進的な取組のヒントとして、ご覧ください。

○9月号(8月25日発行)の掲載内容
 精神障害のある社員が配慮を受け、CAD操作等で能力を発揮している企業
事例、障害者雇用支援月間における絵画・写真コンテスト入賞作品

○最新号についてはこちら→
 https://www.jeed.go.jp/disability/data/works/index.html
 
*このご案内は教育現場と就労をつなぐために掲載しております。

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【9】アンケートのお願い
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 今号の記事について、以下のアンケートにご回答いただきたく、ご協力の
ほどよろしくお願いいたします。
 
○アンケートはこちら→
 https://forms.office.com/r/KJ5s7pSsnR

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次号も是非ご覧ください。
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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第210号(令和6年9月号)
       発行元 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所内
           国立特別支援教育総合研究所メールマガジン編集部
           E-mail a-koho[アットマーク]nise.go.jp
          ([アットマーク]を@にして送信してください。)

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