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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第212号

メールマガジン

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      国立特別支援教育総合研究所(特総研)メールマガジン
         第212号(令和6年11月号)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NISE(ナイセ)━━━
■目次
【お知らせ】 
・令和6年度研究所公開まで、あと8日
・「令和6年度 知的班 冬のセミナー」開催日程のご案内
・「第3回及び第4回広島大学・特総研ジョイントセミナー」開催日程のご
 案内
・インクルDBセミナー開催日程のご案内
【NISEトピックス】
・地域支援事業の紹介と令和7年度の公募について
【「特別支援教育、まずはここから!」特別支援教育リーフの紹介】
【NISEエッセイ】
・~研修を振り返って~
【高齢・障害・求職者雇用支援機構からのお知らせ】
・「働く広場」11月号のご案内
・第44回全国アビリンピック(全国障害者技能競技大会)開催のご案内
【アンケートのお願い】

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【1】お知らせ
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●令和6年度研究所公開まで、あと8日

 特総研では、研究所施設を一般公開する「研究所公開」を11月9日(土)
に開催します。
 当日は、幼児教育や通常の学級の工夫から特別支援教育について考える講
話やボッチャ体験、ICT機器の活用体験など多くの企画を準備しています。
ぜひこの機会に特別支援教育や障害理解を深めて下さい。

■日時:令和6年11月9日(土)10時~15時30分
■場所:国立特別支援教育総合研究所(神奈川県横須賀市)
■参加費:無料

※事前に参加申込いただくと入場受付がスムーズです。

〇詳しくは、こちらをご覧ください。→
https://www.nise.go.jp/nc/laboratory_release
 
●「令和6年度 知的班 冬のセミナー」開催日程のご案内

 知的障害教育研究班では、第4回「知的障害教育における授業づくりと学
習評価に関する研究」成果普及セミナーを開催します。テーマは「特別支援
学級における学習評価」、12月26日(木)午後の開催を予定しています。Web
申込は11月18日(月)より開始予定です。
 セミナーでは、ZoomウェビナーとYouTubeライブを用いた配信にて、研究
成果の紹介と、学習指導要領を踏まえ、一人一人の児童生徒に応じた学習目
標を実現するカリキュラム・マネジメントの実践や学習評価の事例等の参考
となる知見を紹介します。みなさま、是非ご参加ください。

〇セミナー参加申込み等の情報はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/study/others/disability_list/intellectual/r6seminar

〇知的障害教育研究班による学習評価に関する研究の内容はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/study/others/disability_list/intellectual

●「第3回及び第4回広島大学・特総研 ジョイントセミナー」開催日程のご案内
 
 特総研西日本ブランチ広島オフィスからのお知らせです。
 第3回及び第4回広島大学・特総研 ジョイントセミナーを次の通り開催
します。詳細は特総研Webサイトをご覧ください。

【第3回 広島大学・特総研 ジョイントセミナー】
テーマ:「ダイバーシティ、インクルージョンとウェルビーイングの新たな
連携」
日時:令和6年11月23日(土)9時30分~16時30分(開場9時)
  
〇詳細はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/news/2024/1010

【第4回 広島大学・特総研 ジョイントセミナー】
テーマ:「外国にルーツのある子どもたちのインクルーシブ教育」
日時:令和6年12月8日(日)14時~16時30分(開場13時30分)  

〇詳細はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/news/2024/1018

●インクルDBセミナー開催日程のご案内

 特総研では「インクルDB(インクルーシブ教育システム構築支援データベ
ース)」を運用しています。インクルDBの「実践事例データベース」では
590件の実践事例を公開しており、子供の実態から、どのような基礎的環境
整備や合理的配慮が有効かについて参考となる事例を掲載しています。
また、事例の詳細資料をダウンロードできます。インクルDBについて理解を
深め、合理的配慮や基礎的環境整備に関する幼児児童生徒の事例を検索した
り、学校や地域での研修等に活用したりできるようになることを目的とした
オンラインセミナーを開催します。
 
 日時:令和6年12月18日(水)16時~17時
 実施方法:Zoom ウェビナーによるオンラインセミナー
 対象:全国の幼稚園等・小学校・中学校・高等学校及び特別支援学校等に
    て幼児児童生徒等の支援に関わっている特別支援教育コーディネー
    ターをはじめとする教職員、教育委員会・教育センターの職員及び
    基礎的環境整備や合理的配慮、インクルDBに関心のある方
 定員:1,000名(先着順) 
※申込等の詳細は、追ってお知らせします。

〇詳細はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/about_nise/inclusive_center/incluDBseminar

〇インクルDBはこちら→
 https://inclusive.nise.go.jp/

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【2】NISEトピックス
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●地域支援事業の紹介と令和7年度の公募について

 インクルーシブ教育システム推進センターは3つの大きな柱に基づき活動
を展開しています。その1つが「地域支援事業」です。この事業は、インク
ルーシブ教育システム構築を目指し、都道府県及び市区町村教育委員会と特
総研が協働して、地域や学校が直面する課題に取組むものです。令和3年度
(2021年度)からスタートし、これまでに延べ57自治体が参加してきました。
今年度は15の自治体が共に取組を進めています。
(1)地域支援事業の主な活動
 地域支援事業では次の4つの活動を通じて、全国の自治体が有機的に連携
し、インクルーシブ教育を推進していきます。
①研究員による自治体支援
 担当研究員が各自治体の現場に寄り添い、課題解決に向けたサポートを行
います。自治体ごとの特有のニーズや課題に合わせた支援が特徴です。
②インクル・プラットフォーム
 年に3回、参加自治体が一堂に会し、取組について共有します。専門家か
らのアドバイスや、実践的な議論を通じて、具体的な解決策を見つけ出しま
す。
③地域交流スペース
 月に1回開催されるこのスペースでは、自治体間での意見交換が活発に行
われます。参加者同士が悩みや課題を共有し、新たな解決策を共に模索しま
す。
④インクル情報発信 
 センターのWebサイトを通じて、地域支援事業に関連する活動を広く発信
しています。また、年に1回、各自治体の取組をまとめた報告書を刊行して
います。
 過去の活動事例や報告書は以下のURLからご覧いただけます。実際の取組の
様子をぜひご確認ください。

〇インクルセンター活動日記はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/about_nise/inclusive_center/blog#!#top

〇地域支援事業報告書はこちら→ 
 https://www.nise.go.jp/nc/about_nise/inclusive_center/regional_support_R3

(2)令和7年度地域支援事業公募
 地域支援事業は令和7年度も引き続き公募を行います。詳細は、以下URL
をご確認ください。
 インクルーシブ教育システムの構築を進めたいとお考えの都道府県および
市区町村教育委員会の皆さま、ぜひ本事業にご応募ください。地域の課題に
対して、専門家や他自治体との協力を通じて解決策を見出す貴重な機会にな
ります。日本のインクルーシブ教育をより良いものにしていくため、一緒に
考えていきましょう。

〇令和7年度地域支援事業公募についてはこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/about_nise/inclusive_center/regional_support
             
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【3】「特別支援教育、まずはここから!」特別支援教育リーフの紹介
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特別支援教育リーフの紹介
「Case Studies(事例編)~事例から学ぶ~」

特別支援教育リーフとは
 今まで特別支援教育を学ぶことがなかった先生や、特別支援教育を担当す
ることになったが何をどこから学べばよいか戸惑っている先生に、ぜひとも
読んでいただきたいのが「特別支援教育リーフ」です。「特別支援教育リー
フ」では、どのように取り組んでいけばよいのか、きっかけやヒントとなる
内容をテーマごとにまとめています。

【Case Studies(事例編)~事例から学ぶ~】
特別支援教育リーフVol.15 見えにくさのある子供の理解と支援

 見えにくさのある子供はいませんか?見えにくいというのはどういうことか、
その他にどんな見えにくさや困難があるかの説明や、色覚異常がある場合な
どを紹介しています。

〇特別支援教育リーフVol.15はこちら→
 https://www.nise.go.jp/nc/cabinets/cabinet_files/download/1079/271278de96548ddb123de1348599ddc0?frame_id=1235 

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【4】NISEエッセイ
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 今号は、令和6年度第一期特別支援教育専門研修を修了された髙谷亜姫先
生よりお寄せいただきました。

         ~研修を振り返って~
        「念願の専門研修」  
~夢の2ヶ月間で学び、考え、悩み、そして得たもの~

            北斗市立上磯小学校 髙谷 亜姫
「特総研で学びたい!」                  
 自分の実践を振り返り、ことばの教室担当者として求められる専門性につ
いて改めて考えたいと思っていた私。今年5月、第一期特別支援教育専門研
修・言語障害教育専修プログラムに参加しました。
 オンライン研修から集合・宿泊研修になり、画面越しだった仲間と会えた
時は、嬉しさでいっぱいでした。対面で先生方や仲間と語り合い、考えを深
める毎日。サプリメントのようにじわじわと私の心に届き、背中を押してく
れる、特総研の先生方や著名な講師の先生方の講義。まるで夢の国にいるよ
うでした。一方で、自分のこれまでの考えが根底から揺さぶられる日々でも
ありました。
 そんな中、全国から集まった仲間との出会い、特に言語プログラムの仲間
や先生方とのつながりは大切な宝物です。研修後も情報交換や近況報告など、
交流を続けています。
 研修を終え3ヶ月。今、私は校内研修や地域の通級教室研修会等で、専門
研修を通して感じたこと、学んだことを伝えています。奥深くて魅力的な「
ことばの教室」を知ってもらうため、地道に種を蒔き続けていきたいと思い
ます。
 ことばの教室の担当者を取り巻く環境は全国的に厳しく、北海道も例外で
はありません。理想と現実の壁に悩むこともありますが、今できることを大
切にしながら、これからも私らしく歩んでいきたいです。              
 
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【5】高齢・障害・求職者雇用支援機構からのお知らせ
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●「働く広場」11月号のご案内

 「働く広場」は、障害者雇用に取り組む企業事例を中心に、身近な障害者
雇用の情報を取り上げた月刊誌です。成人期を迎えた障害者の働き方や、障
害者雇用を進める先進的な取組のヒントとして、ご覧ください。

○11月号(10月25日発行)の掲載内容
 長年知的障害のある従業員を雇用し、現在16人が生活支援を受けながら
安定就労を実現している廃食用油のリサイクルを行う企業の事例 ほか

○最新号についてはこちら→
 https://www.jeed.go.jp/disability/data/works/index.html
 
*このご案内は教育現場と就労をつなぐために掲載しております。

●第44回全国アビリンピック(全国障害者技能競技大会)開催のご案内

アビリンピックとは
 障害のある方々が日頃職場などで培った技能を競う大会です。障害のある
方々の職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々に障害のある
方々に対する理解と認識を深めてもらい、その雇用の促進を図ることを目的
として開催しています。

【第44回全国アビリンピック】
 今年度の全国アビリンピックは、11月23日(土)に愛知県国際展示場(愛
知県常滑市)で開催いたします。

〇詳細についてはこちら→
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/abilympics/index.html

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【6】アンケートのお願い
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 今号の記事について、以下のアンケートにご回答いただきたく、ご協力の
ほどよろしくお願いいたします。
 
○アンケートはこちら→
https://forms.office.com/r/dMFteiggxk
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次号も是非ご覧ください。
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国立特別支援教育総合研究所メールマガジン 第212号(令和6年11月号)
       発行元 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所内
           国立特別支援教育総合研究所メールマガジン編集部
           E-mail a-koho[アットマーク]nise.go.jp
          ([アットマーク]を@にして送信してください。)

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