令和4年度研究所公開実施内容
来てよし 見てよし
特別支援教育の新しい扉を開く
研 究 所 公 開
令和4年度の研究所公開は、会場にお越しいただき、体験型の展示を通じて特別支援教育や障害への理解を深めていただくことができる内容で実施いたしました。また、研究所の事業を紹介する動画等のオンライン配信も行いました。
会場での実施内容
日 時
令和4年11月5日(土)10:00~15:00 *終了いたしました。
場 所
国立特別支援教育総合研究所(神奈川県横須賀市野比5-1-1)
案内パンフレット
- 会場の様子を担当者が撮影した映像及び写真は、広報資料等に使用いたします。ご了承ください。
当日の様子
秋晴れの下、3年振りに特総研に来場者を260名お迎えしての実施となりました。
特総研で実施している研究内容を生活支援研究棟見学ツアー、ICT機器の活用体験などの体験型のコーナー、常設展示室の開放を通じて紹介しました。また、より障害理解を深めていただけるコーナーとして、順天堂大学に協力いただき「障害者スポーツを体験してみよう〜シッティングバレーボールを通して〜」を実施しました。
隣接する筑波大学附属久里浜特別支援学校にもご協力を賜り、幼児児童の作品を展示して、多くの来場者が作品に関心をお寄せいただけました。
また、地元の放課後等デイサービスの利用者や横須賀市立横須賀総合高等学校の生徒に、運営スタッフとしてご活躍いただきました。
当日は、地元横須賀選出の国会議員である小泉進次郎衆議院議員も御視察され、シッティングバレーボールを来場者と一緒に汗を流しつつ体験していただき、また、盲ろうを中心とした障害のある子どもの生活環境に様々な工夫を提案する本年度リニューアルした生活支援研究棟では、盲ろうの児童生徒の調査結果や盲ろうの方とのコミュニケーション手段についての説明を熱心に聞き入られていました。
なお、小泉議員は「日本で唯一無二の研究や取組をする特総研のことをもっと多くの人に知ってほしい」と語り、横須賀市と特総研との連携強化についても言及されました。
また、横須賀市議会議員の山本けんじゅ議員も駆けつけてくださり、各展示をご覧いただき、視線入力装置を実際に操作され、その活用例などの説明を熱心に聞かれていました。
本研究所公開が、特別支援教育の発展に寄与できる機会となれば幸いです。
後援:横須賀市教育委員会
障害者週間キャンペーンYOKOSUKAに参画しております。
オンライン版での実施内容
実施期間
令和4年11月5日(土)9:30~12月11日(日)
※ 事前申込み不要
配信コンテンツ
触って分かる教材について
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視覚障害児のための教材のうち、盲児用の触って分かる教材について、研究所での研究成果にもふれながら紹介します。 取り上げる教材は、点字教材、点図や立体コピーによる触図、通常の絵本の文字や絵の上に透明な点字や触図を付加したユニバーサルデザイン絵本、真空成型機による教材、3Dプリンターによる教材等です。 (令和3年度研究所公開で公開した内容と同じです。) |
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ようこそ、言語班へ ~ことばの教室を担当する先生の専門性について考えてみませんか~
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言語班は、言語障害のある子どものことばやコミュニケーションを育むことを大切にした研究等を全国のことばの教室の担当の先生と一緒に考えてきました。「言語障害教育の専門性」については、これまでも様々な場面で話題になることがありました。では、ことばの教室を担当する先生にとって必要な専門性とは何でしょうか。そんな疑問について、言語班の研究員と一緒に考えてみたいと思います。言語障害教育は、ことばと心を育む教育です。短い時間になりますが、この映像をきっかけに、言語障害のある子どもたちとかかわる先生方にとって、自分たちの「専門性」について考えるきっかけになれば幸いです。 |
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病弱班の作成した成果物の紹介
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病弱班の近年の研究成果をまとめ作成した成果物(Co-MaMe、Co-MaMeガイド、遠隔Q&A、入院体制事業事例整理集)について、どのようなことが記載されているのか例を示しながら紹介します。 (令和3年度研究所公開で公開した内容と同じです。) |
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知的障害特別支援学級担任のための授業づくりサポートキット 「すけっと」の紹介
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サポートキットは、小学校の知的障害特別支援学級を担任したばかりか、あるいは知的障害教育に携わる経験が浅い先生方向けに、授業づくりのヒントとなることを意図し、作成しました。知的障害特別支援学級担任の先生方が子供一人一人に応じた指導計画の作成や授業づくりなど、子供の実態に応じた教育課程の編成・実施・評価に活用できるものです。 (令和3年度研究所公開で公開した内容と同じです。) |
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発達障害等を対象とする通級による指導と通常の学級との連携について
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発達障害のある子供たちの多くは、通常の学級に在籍し、中には通級による指導を受けている子供もいます。通級による指導では、個々の子供の障害による学習上又は生活上の困難に応じた指導や支援が行われています。この動画では、発達障害等通級の担当者が通常の学級の担任との連携で大切にしていることや工夫を紹介します。 |
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インクルーシブな保育を実現するために大切にしたいこと
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令和3年4月特総研に待望の幼児班(乳幼児期の特別支援教育に関する研究班)ができました。保育所・認定こども園・幼稚園、特別支援学校の幼稚部の実践に学び、大学等の研究者と協働しながら、インクルーシブな保育・教育の一層の充実に寄与していきたいと考えています。 |
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特総研の活動紹介
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特総研が行っている研究活動、研修事業、情報普及活動など、様々な活動を紹介します。 また、動画の最後には、令和4年10月に就任した中村理事長からのメッセージがあります。 |
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地元とコラボ!特総研の施設を紹介します。(体育館編) *公開スケジュールの配信期間かナレーター名をクリックしてご視聴ください。(YouTube) |
様々な障害者スポーツを楽しむことができる特総研の体育館の設備を紹介します。ナレーションは、地元、横須賀にある学校や放課後等デイサービスに協力いただいています。 公開スケジュール
*ナレーター名はニックネームです。 |
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地元とコラボ!特総研の施設を紹介します。(宿泊棟編) *公開スケジュールの配信期間かナレーター名をクリックしてご視聴ください。(YouTube) |
全国から研修を受講される先生方を受け入れるための宿泊施設にほどこされている設備を紹介します。ナレーションは、地元、横須賀にある学校や放課後等デイサービスに協力いただいています。 公開スケジュール
*ナレーター名はニックネームです。 |
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とくそうけんキッズルーム みんな友達!知ろう 学ぼう 考えよう |
身近な友達のことを知ること、身近にある物の意味を知ることで、みんなの世界が広がるよ。 まずは、友達のことを知ることから始めてみよう。 |
(注意)動画の配信期間前は、以下の画像が表示されます。
NISEオンラインクイズツアー
次のQ1からQ7の質問に答えて、キーワードを集めてください。「記念品応募・アンケート」からキーワードを入力して、アンケートに答えていただいた方の中から抽選で記念品をお贈りします。
記念品は2種類ございます。
- 記念品詰め合わせ
※写真はイメージです。実際にお送りするものと一部色が異なるものもございます。
- 特別支援教育の基礎・基本2020
*応募の際に記念品をお選びいただきます。
< 問 題 >
Q1:国立特別支援教育総合研究所の創立当初の名称は?
Q2 研究所が行っている主な3つの事業は?
Q3 素材はプラスチックで浮彫状の教材が作成できる機械の名称は?
Q4 難聴・言語障害特別支援学級及び難聴・言語障害通級指導教室における経験年数が3年以下の担当教員の割合は?
Q5 Co-MaMeの精神疾患及び心身症のある児童生徒の教育的ニーズは、いくつの領域に分類されているでしょうか。
Q6 集団での学び合いのポイントは?
2 この教材は児童の実態のレベルにあったものになっているかな?など、随時、照らし合わせ、振り返りながら、単元計画や指導案を形作る
3 指導内容を分析し、児童の実態にあわせてスモールステップ化
Q7 通常の学級の指導に加えたり替えたりして、一部個別的な指導を受けることを何という?
< 記念品応募・アンケート >
次のURLから、記念品の応募とアンケートに回答いただけます。
*応募の受付は締切ました。