聴覚障害教育における教科指導及び自立活動の充実に関する実践的研究 -教材活用の視点からインクルーシブ教育システム構築における専門性の継承と共有を目指して-
研究代表者
庄司美千代
研究分担者
原田公人(副代表)、藤本裕人
研究班
聴覚班
概要
本研究所が行った全国の特別支援学校(聴覚障害)における教材の保有及び活用に関する現状調査の結果、多くの教材が保有、自作されていることが示されました。このため、聴覚障害児の教科指導等に係る専門性として継承・共有されるべきものの1つとして、教材とその活用の在り方を明らかにしていくこととしました。
本研究では、特別支援学校(聴覚障害)数校にご協力いただき、国語科、算数・数学科、自立活動の研究授業を実施します。また、大学教員等の研究協力者を交えた研究協議会の開催や実地訪問を通して、教科又は自立活動の目標を達成するための教材の選択と活用について検討することを目的とします。
本研究で得られた知見は、特別支援学校(聴覚障害)に留まらず、聴覚障害児が学ぶ小学校等での教科指導上の配慮事項、自立活動や教科の補充指導等の参考に資することが期待されます。
研究成果物
関連する研究領域
登録日: 2014年4月17日 /
更新日: 2016年9月27日