小・中学校に在籍する肢体不自由児の指導のための特別支援学校のセンター的機能の活用に関する研究-小・中学校側のニーズを踏まえて-
研究代表者
徳永亜希雄
研究分担者
長沼俊夫、金森克浩、新谷洋介
研究協力者
齊藤由美子
研究班
肢体不自由班
概要
インクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進において、特別支援学校のセンター的機能の活用が期待されています。センター的機能については、特別支援学校側からの検討に比べ、小・中学校側からの検討は決して十分とはいえず、また特別支援学校(肢体不自由)のセンター的機能による地域貢献が、他障害に比べて十分でないとする報告も見られます。そこで、本研究においては小・中学校に在籍する肢体不自由児への適切な指導のため、当該児童生徒が在籍する通常の学級又は特別支援学級の担任によるセンター的機能の活用に焦点を当て、小・中学校側の活用及び特別支援学校側の支援の在り方について明らかにし、併せてグッドプラクティスの紹介や今後の方向性の提案を行います。
本研究では、次の4つの方法で研究に取組みます。
1)文献研究、2)調査研究(肢体不自由特別支援学級の指導やセンター的機能活用状況等に関する悉皆調査、通常の学級も含めた小・中学校在籍肢体不自由児の学習状況等に関する抽出調査等)、3)肢体不自由児が在籍する小・中学校及び当該校を支援する特別支援学校等を対象とした実地調査、4)海外の関連した取組の検討
本研究で得られる成果は、肢体不自由児が在籍する小・中学校及び特別支援学校(肢体不自由)の教職員による実践の改善充実、及び設置者等による施策推進の参考資料とされることが期待されます。
全国小・中学校肢体不自由特別支援学級での指導等に関する調査
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- 全国小・中学校肢体不自由特別支援学級での指導等に関する調査【2007対応版】1208-2.zip [101KB zipファイル]
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関連する研究領域
登録日: 2014年4月17日 /
更新日: 2016年5月11日