共生社会の担い手を育む教育に関する研究-障害理解教育の検討を中心に-
重点課題研究
研究紹介
- 研究代表者
- 久保山 茂樹
- 期間
- 令和5年度〜令和7年度
特別支援学校が小・中・高等学校等を対象にして実施している「出前授業」等の障害理解教育に関するアンケート調査について
いつも大変お世話になっております。
8月9日付特研チ第306-2号にて、各特別支援学校長宛てにご依頼いたしました「特別支援学校が小・中・高等学校等を対象にして実施している「出前授業」等の障害理解教育に関する実態調査について」に関するアンケートサーバ回答専用フォームは以下のリンクよりアクセスできます。
お忙しいところとは思いますが、何卒ご協力よろしくお願いいたします。
〆切りを10月11日(金)まで延長しました。
(このアンケートは特別支援学校向けのアンケートです。)
研究概要
私たちが目指す社会は「共生社会」である。共生社会の形成に向けて、子どもたちが10年後、20年後に、「共生社会の担い手」となるための教育活動を展開する必要がある。
本研究は、小・中学校の通常の学級において、多様性を理解し尊重できるようになるための教育、つまり、「共生社会の担い手を育む教育」について、具体的な内容、方法を検討し、教育現場に提供することを目的とする。目的達成に向け、現在、小・中学校の通常の学級で実施されている障害理解教育に関する情報収集と検討を行うことを中心とし、併せて、日常の授業や学級経営において行われている多様性を尊重し理解するための実践についても情報収集と検討を実施する。
それらを踏まえ、小・中学校の通常の学級で実施可能なモデルを作成し、その妥当性を検討する。
作成するモデルでは、実際の事例を示しながら内容を説明し、小・中学校の通常の学級の教師が、「共生社会の担い手を育む教育」を実施する必要性を理解でき、「自分の学級でも実施してみたい」、「実施してよかった」と実感できるものを目指す。
また、次期改訂に向け、学習指導要領等における障害理解教育の記載の在り方についても検討する。
研究者紹介
久保山 茂樹(研究代表者)
伊藤 由美
嶋野 隆文(研究副代表)
竹村 洋子
谷戸 諒太
柘植 美文
平沼 源志(研究副代表)
山本 晃
横尾 俊